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フランスワインもビックリ九州の日本酒

ワインの本場で始まった日本酒品評会

このところの和食ブームを受け、日本酒にも注目が集まっています。そのような中、日本国内だけでなく、海外でも日本酒鑑評会が行われるようになっています。有名なところでは、インターナショナルワインチャレンジがあり、こちらは2007年から日本酒部門が設けられています。
今回、フランスにおけるフランス人によるフランス人のための日本酒のコンクールが開設され、KURA MASTER(蔵マスター)と名付けられました。第1回目の審査は今年7月11日に行われ、総出品酒数550本の中からプラチナ賞・金賞が選ばれました。さらにその中から上位10銘柄が選定され、10月8日の最終選考へと引き継がれたのです。

大躍進した九州の日本酒

7月11日に選定された上位10銘柄は、驚くべき結果となりました。何と6銘柄が九州の日本酒。さらに、その内の3銘柄が佐賀の「七田」でした。
そして、10月8日に発表されたプレジデント賞(1位)は「七田 雄町50」、審査員特別賞(2位)は熊本の花の香 桜花。結局、九州勢が完勝してしまったのです。焼酎のイメージが強い九州ですが、世界に通用する日本酒の産地となり得ることの証明でもありました。2011年のインターナショナルワインチャレンジ・チャンピオンサケは、同じく佐賀の「鍋島 大吟醸」だったことを考えると、九州の日本酒は、欧州の食と響き合うのでしょう。

今、手元に「七田」があります。なるほど、フランス料理にもマッチするであろう優雅さ。一世風靡した端麗辛口とは一線を画すこの酒を飲めば、日本酒の奥深さを感じずにはいられません。それと同時に、世界戦略をとるならば、その地方の料理を十分に分析した上で、それにマッチする日本酒を投入しなければならないと感じました。
日本酒の味わい幅は他に類を見ないほど広く、どんな料理にも合わせられると言われています。しかし、どんなに評価の高い酒でも、合わせ方を間違えたなら、残念な結果を招くことは確実です。フランスにおいては、今回のような鑑評会によって、料理とのミスマッチを最小限に抑えることが可能となりました。
このところ、酒友グランプリなど、料理との相性を見る日本酒コンテストも出来ました。この流れが大きくなり、料理に合わせて銘柄を選択することが容易になれば、日本酒もワインと肩を並べられるようになるのでしょう。

人気急上昇 佐賀の酒「七田」

日本酒ランキング「七田」を醸し出す天山酒造は、米づくりからこだわる酒造として知られ、「天山」ブランドで有名です。アメリカで行われる全米日本酒鑑評会では、今年エメラルド賞を獲得し、長期にわたり確かな品質の日本酒を造り続けてきたことが、アメリカでも認められました。
「七田」は、六代目蔵元が自らの名字をブランドとして、2001年に発売された比較的新しい銘柄ですが、発売当初から日本酒ファンの心を鷲掴みにし、知る人ぞ知るといった存在感を示していました。現在、蔵マスターの快挙を皮切りに、インターネットでの検索数も急上昇し、十四代や黒龍を抑え、人気ナンバーワンの日本酒・獺祭に迫るほどの人気を見せています。

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