「純米酒」カテゴリーアーカイブ

田中六五 糸島産山田錦純米酒

田中六五(たなかろくじゅうご)の実力

地元福岡にこだわり、地元向けに出荷されてきた日本酒。そんな田中六五は、2008年デビュー。その上品な味わいが人気を呼び、この純米酒だけが全国流通する。高品質の糸島産山田錦で造った酒を、雑味が入らないように、ハネ木搾りで搾った貴重な日本酒。

稀 少 感 : ★★★
著 名 感 : ★★★
高 級 感 : ★★

ご苦労さんの田中六五

田圃の中の酒蔵で田中さんが精米歩合65%の山田錦で酒造りをするから「田中六五」とは、何とも難しいネーミングだ。しかし、名前なんてはじめは何でもいいのだ。旨けりゃ記憶に残るというもの。だから、久しぶりに福岡の酒が入ったと聞いた時には、「田中ごくろうさん」なんて叫んでしまった。記憶に刻み込まれてはいたが、少し名前が違った。。。

醸造元 有限会社白糸酒造
分類 純米酒
酒米 糸島産山田錦
精米歩合 65%
酵母
アルコール度 16度
日本酒度 +1.5
酸度
アミノ酸度

受賞歴

テイスティング

●ほのかな吟醸香があり、さらりとした旨みが印象的。気付けばスイスイといくらでも飲んでいる、そんな日本酒だ。

● 田中六五 糸島産山田錦純米酒 1800ml(楽天市場で購入)

豊醇無盡たかちよ

たかちよ(ほうじゅんむじんたかちよ)の実力

新潟の酒なのに端麗辛口ではない。むしろその対極にあるフルーティーな日本酒。扁平精米により、効率的に精米を施した米が、ラベル色に応じて様々な果実に変化する。

稀 少 感 : ★★★★
著 名 感 : ★★★★
高 級 感 : ★★★

日本酒でできたフルーツ 豊醇無盡たかちよ

果実を目指す日本酒。ラベル色に応じ、リンゴ、ブドウ、モモなどなど。しかし、杯を重ねるほどに思う。果実こそ酒から生まれたものなのではないだろうか。

醸造元 高千代酒造株式会社
分類 純米酒
酒米
精米歩合
酵母
アルコール度 16度
日本酒度
酸度
アミノ酸度

受賞歴

テイスティング

●種類により味わいにも大きな違いがあるが、ただどれも素晴らしくフルーティー。

恵 いづみ橋 海老名耕地

いづみ橋(めぐみ いづみばし えびなごうち)の実力

「栽培醸造蔵」として酒米栽培から精米・醸造まで一貫して行う全国に知られた蔵の、最も辛口の日本酒。米は、「さがみ酒米研究会」の会員農家と連携して収穫した山田錦。あえて精米を80%に抑え、米の旨みを残した日本酒。燗で飲むのがおすすめ。

稀 少 感 : ★★
著 名 感 : ★★
高 級 感 : ★★

低精米の超辛口日本酒 いづみ橋の恵

辛い。しかし、燗にするとその辛さがクセになる。
あえて粗削りのまま、甘さはまるで残さない。この酒は、静かに背中で飲む酒だ。

醸造元 泉橋酒造株式会社
分類 純米酒
酒米 海老名産山田錦
精米歩合 麹)60%、掛)80%
酵母
アルコール度 16度
日本酒度 +15~+20
酸度 1.8
アミノ酸度

受賞歴

テイスティング

●ほのかな米の香が漂い、旨みとともに辛さが口の中を駆け巡る。しっかりとした造りの酒で、食がすすむ。
●低精米純米酒。お燗用です。出汁重視の和食、塩味、焼き鳥(肉)などと好相性。泉橋酒造で最も辛口のお酒です。(泉橋酒造ホームページ)

● いづみ橋 恵 海老名耕地 純米酒 泉橋酒造 1800ml(アマゾンで購入)

● 恵 いづみ橋 海老名耕地(楽天市場で購入)

屋守 純米 おりがらみ

屋守(おくのかみ)の実力

富の象徴ヤモリをブランドイメージに持つ屋守。明治神宮や神田明神へ御神酒「金婚」を収め、白酒の元祖として有名な蔵で2002年に生まれた「屋守」は、ジューシーな味わいでファンを増やしている。

稀 少 感 : ★★★
著 名 感 : ★★★★
高 級 感 : ★★

広重も描いた江戸の地酒を継承する 屋守

東京にだって地酒はある。その筆頭に挙げたいのが「屋守」。江戸時代に「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」と謳われた名門で、現代の白酒「おりがらみ」。江戸の夢が、発泡感とともにフレッシュにカムバック。

醸造元 豊島屋酒造株式会社
分類 純米酒
酒米 八反錦
精米歩合 麹)50% 掛)55%
酵母
アルコール度 16度
日本酒度 ±0
酸度 1.3
アミノ酸度

受賞歴

テイスティング

●フルーティーな香りが広がる。口に含めば、発泡感とともにキメ細かな澱が舌の上を転がり、旨みと甘さが上手くバランスを取りながら広がっていく。
●豊島屋酒造を守り続けていく気持ちと酒販店様、料飲店様の繁栄を守るような作品を醸し続ける思いから銘名いたしました。限りなく手作業重視の小仕込を行い、「香りよく優しい味わい」をコンセプトに醸し、全量無調整(無濾過・無加水)、全量ビン貯蔵を行っております。(豊島屋酒造ホームページ)

遊穂 純米酒

遊穂(ゆうほ)の実力

UFO目撃多発地帯で醸されるため「ゆうほ」という銘を持つ。料理に寄り添う酒を合言葉に生まれたこの純米酒は、濃醇旨口タイプの骨太な日本酒。しっかりとした旨みの中に、蜜のような甘さをも秘めている。

稀 少 感 : ★★
著 名 感 : ★★★
高 級 感 : ★★

宇宙に誘う酔い心地 遊穂

石川県羽咋市に現れるというUFOは、遊穂を仕入れに来るのだろうか。そういえば、UFOは予測不可能な飛び方をして去っていく。あれはきっと酔っ払い運転だ。宇宙には飲酒運転を取り締まる法律はないのだろうか???
いずれにせよ遊穂は、宇宙人だけでなく地球人をも楽しませてくれる酒だ。複雑で深い味わいのこの酒は、少し寝かせると、次元を超えた旨さになる。ついつい飲みすぎて、空を飛べない僕は千鳥足になる。

醸造元 御祖酒造株式会社
分類 純米酒
酒米 山田錦
精米歩合 60%
酵母 県産酵母
アルコール度 16度
日本酒度 +3
酸度 1.9
アミノ酸度

受賞歴

テイスティング

●香りは穏やかであるが、口に含むと米の旨みがボリュームをもって広がり、心地よい酸とともに蜜のような甘みが顔を出す。

● 遊穂 純米 無ろ過生原酒 1800ml(アマゾンで購入)
● 遊穂 純米酒 1800ml(楽天市場で購入)

ALPHA  風の森 type1

風の森(かぜのもり あるふぁ)の実力

平成25年デビューの「風の森ALPHA」。独創的な技術で日本酒の可能性を追求するブランド「ALPHA」は、新しい挑戦で日本酒ファンを虜にする蔵の真骨頂。純米酒である「type1」には「次章への扉」の肩書があり、シャンパンに似た味わい。

稀 少 感 : ★★★★
著 名 感 : ★★★★
高 級 感 : ★★★

新たな時代を予感させる日本酒 風の森

この酒の封を切る時は、心しなければならない。空けた刹那、新たなステージが動き出す。それも、ゆっくりではない。瓶の中に封じられたものが泡となって浮き上がり、突然えもいわれぬ芳香に包まれる。グラスに注げば、躊躇いもなく一気に飲み干してしまう。爽やかな飲み心地に、酔いがまわるより早く次を求めた。

醸造元 油長酒造株式会社
分類 純米酒
酒米 秋津穂
精米歩合 65%
酵母
アルコール度 14度
日本酒度
酸度
アミノ酸度

受賞歴

テイスティング

●バナナのような上立ち香。風の森の特徴である発泡感が心地よく、爽やか。キレもいい。
●日本人が日本酒をもっと楽しめる日本酒へ。従来の風の森よりアルコール分を低く(14%)設定しながらも、味わいのボリューム感、果実感を損なわないように醸造いたしました。このお酒が日本酒の世界への扉となるよう、日本酒の多様性への扉となるよう願っています。(油長酒造ホームページ)

● 風の森 ALPHA TYPE1 720ml(アマゾンで購入)

● ALPHA  風の森 TYPE1(楽天市場で購入)

作 穂乃智

作 穂乃智(ざく ほのとも)の実力

2016年の伊勢志摩サミットではコーヒーブレイクにて供され、2017年には SAKE COMPETITION で純米酒部門GOLD1位に輝くなど、優秀な成績を治めた。ガンダム人気から火がついたとも言われているが、今では全国的な人気を誇る「作」。その定番のこの純米酒は、滑らかな甘みを特徴とする。

稀 少 感 : ★★★
著 名 感 : ★★★★
高 級 感 : ★★★

世界の首脳が味わった日本酒 作

米の甘みを十分に詰め込んだこの酒は、「ザク」というより「サクサク」と飲めてしまう。伊勢志摩サミットに集った首脳は、世界をどのように作り変えていこうとしたのだろうか。
願わくば、この酒のように甘い蜜が滴り落ちるような世界にして欲しいものだ。いい酒は仲間を呼ぶが、決して争いを引き起こすようなことはない。

醸造元 清水清三郎商店株式会社
分類 純米酒
酒米
精米歩合 60%
酵母
アルコール度 15度
日本酒度
酸度
アミノ酸度

受賞歴

●SAKE COMPETITION 2017 純米酒部門GOLD1位
●インターナショナル・ワイン・チャレンジ2017純米酒の部ゴールドメダル
●KURA MASTER 2017 純米部門プラチナ賞
●全米日本酒歓評会2016 銀賞
●インターナショナル・ワイン・チャレンジ2016 純米酒部門銀メダル
●SAKE COMPETITION 2015 純米酒部門金賞
●International Wine Challenge 2013 銀メダル
●全米日本酒歓評会2012 銀賞
●International Wine Challenge 2011 銀メダル

テイスティング

●香りは控えめながらもフルーティー。口に含むとなめらかに甘みが広がり、喉元に消えていく。

● 作 穂乃智 1800ml(楽天市場で購入)

菊姫 鶴乃里

菊姫(きくひめ つるのさと)の実力

白山菊酒で有名な石川県を代表する酒造は、熟成酒の美味さでも知られる。低温でひと夏熟成させたこの山廃純米は、「白山菊酒」の認定を受け、2007年にインターナショナル・ワイン・チャレンジ初代チャンピオンサケとなったことでも知られる。年ごとに異なったラベル色で菊姫会に配布され、適切な管理の後ファンのもとに届けられる。新酒、熟成酒と飲み比べてみるのも面白い。

稀 少 感 : ★★★
著 名 感 : ★★★★★
高 級 感 : ★★★

白山の神「菊理姫」が生み出す菊姫を代表する山廃純米

縁結びの神として知られる菊理姫。白山なるその御神体を潤した水は、力強い酒となり人々を酔わせる。めでたい名を持つ「鶴乃里」は、濃い味の食材にも引けを取らない主張がありながらも、ぴたりと寄り添う。打解け合った時を持ちたいなら、これ以上に最適の酒はない。

醸造元 菊姫合資会社
分類 純米酒 生もと
酒米 山田錦
精米歩合 65%
酵母
アルコール度 16度
日本酒度 -1
酸度 2.0
アミノ酸度 1.2

受賞歴

●インターナショナル・ワイン・チャレンジ(2007年)チャンピオンサケ

テイスティング

●ほのかなフルーツ香も漂い、口に含むとリンゴのようでもある。重厚な旨みと酸のバランスが良く、コクがある。
●山廃らしい旨みや力強さと、 きめ細かさを兼ね備えた味わいの純米酒です。 IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2007にて初代チャンピオン・サケ受賞。 本物を知る貴方に、ぜひ味わっていただきたい旨さです。(菊姫ホームページ)

紹介ページ

おすすめ 熱燗にしておいしい日本酒

● 菊姫 鶴乃里 純米酒(アマゾンで購入)

● 菊姫 鶴乃里 1800ml(楽天市場で購入)

大七 純米生酛

大七(だいしち じゅんまいきもと)の実力

生もと造り一筋、生もとと言えばまず上がる名が「大七 純米生酛」。扁平精米で丁寧につくられたこの日本酒は、各界から絶賛され、多くの受賞歴を持つ。生もと造りへの回帰も見られる中、日本酒を知るには避けて通れない日本酒だ。

稀 少 感 : ★★
著 名 感 : ★★★★★
高 級 感 : ★★

むかしながらの造りで現代人を驚かせる酒 大七

この酒を猪口に注げば、酒屋歌が聞こえてきそうだ。ひと口すすれば、着飾ることのないラベルからは想像もできない衝撃。昔ながらの「生もと造り」をひたすら極めようとするこの酒を飲めば、古い時代の酒文化の豊かさを知ることが出来る。そして、それを守りながら発展させてくれた現代の蔵元に感謝だ。

醸造元 大七酒造株式会社
分類 純米酒 生もと
酒米 五百万石
精米歩合 麹)65% 掛)69%
酵母
アルコール度 15度
日本酒度 +3
酸度 1.8
アミノ酸度

受賞歴

●地酒大SHOW「酒の肴とピッタリ燗酒」プラチナ賞(2011年)殿堂入り
●地酒大SHOW「夏こそ燗酒」プラチナ賞(2010年)
●地酒大SHOW 「おせち料理と合う日本酒」プラチナ賞(2009年)
●地酒大SHOW 「お燗にして美味しい日本酒」ゴールド賞(2008年)
●地酒大SHOW 「お燗でじっくり飲みたいお酒」第一位(2007年)

テイスティング

●上立ち香は、ほのかな米の香に花の香が重なり合う。なめらかで、生もとらしい力強くも優しい酸味はバランスが取れている。深みのある旨味が印象的。
●15度前後の常温や、ぬる燗。そしてお好みにより熱燗でも。ふくらみのある旨味をもった、クリーミーな料理に。どんな味わいの料理にも合う、懐の深さをもった食中酒。(大七酒造ホームページ)

紹介ページ

おすすめ 熱燗にしておいしい日本酒

● 大七純米生もと 1800ml(アマゾンで購入)

● 大七 純米生酛 1800ml(楽天市場で購入)