越乃寒梅(こしのかんばい しろらべる)の実力
昭和の時代、幻の酒として一世風靡した酒。かつては入手困難であったが、今では「究極の食中酒」として、常備する居酒屋も見かけるようになった。越乃寒梅と言えば「白ラベル」。キレがよく「尻ピンの酒」と呼ばれる。
稀 少 感 : ★★★
著 名 感 : ★★★★★
高 級 感 : ★★★
尻ピンの酒 越乃寒梅白ラベル
世評に押されて飲んだ昔は、まだ酒の味もよくわからなかった。一級酒とか二級酒とか、すでに階級分けされた中で、ラベルを確認して評価しなければならないような風潮があった。今は自由だ。特定名称でおおよそのランク分けがなされるとは言え、それは決して階級ではない。かつての栄光を「普通酒」として留める越乃寒梅に、以前ほどの知名度はなくなったとは言え、やはり唸り声を上げずにはいられない。いくら飲んでも飲み飽きしない日本酒だ。
醸造元 | 石本酒造株式会社 |
分類 | 普通酒 |
酒米 | 五百万石 こしいぶき 兵庫北錦 |
精米歩合 | 59% |
酵母 | – |
アルコール度 | 15度 |
日本酒度 | +6 |
酸度 | – |
アミノ酸度 | – |
受賞歴
–
テイスティング
●かすかに米が香りたち、口に含むと水のように舌の上にきれいに広がって行く。喉ごしも爽やかでキレが良い。
●目指すところは、「晩酌のお酒だからこそ『料理に寄り添い』『飽きずに楽しく飲め』『次の日に残らない』お酒」であること。普通酒と言えども、米を磨き吟醸造りの技術を基本に、低温で長期間じっくりと発酵させて丁寧に仕込んでおり、最も身近で飲み応えのあるお酒です。力強く抜群のキレ味から、常連のファンからは「尻ピンのお酒」とも呼ばれています。(石本酒造ホームページ)
紹介ページ
● 越乃寒梅 普通酒 白ラベル 1800ml
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